忘れっぽかった祖母の認知症になかなか気付かなかった

自分の祖母が認知症を患っています。昔から、「あれがない、これがない!」と失くしものを探し回っているタイプの人だったので発見が普通の人よりは遅れたかもしれないかな?と思います。

「その話前も聞いたよ?」というようなことから始まり、「持ってたはずの6000円がない!」などと言い始め、最初は「ああ、また失くしグセが始まったかな?年のせいもあるのかなもの忘れって。」としか思っていませんでした。

それが、徐々にさっきも言ったのにもうその内容を忘れている。同じ話の繰り返し、お金がなくなった!と頻繁に言うようになってきました。これはもしや?と思い、大学病院のもの忘れ科で診てもらうと、やはり「認知症」という診断でした。

祖母はずっと一人暮らしをしていたので、最初は短時間のヘルパーさんを頼み様子を見ていました。しばらくはそれでなんとかなっていましたが、徐々に病気は進行し出かけた先から帰ってこれず、迷子になってしまう事件が起こりました。

幸い保護され無事に帰って来れたので、今は養護施設に入っています。認知症の家族を持つ方は、何が起こるか分からないので施設見学など早めにされた方がいいかと思います。