徘徊が始まった祖父はついに施設へ入所

私は以前祖父母と暮らしていたのですが、祖父が認知症でした。
当時、祖父が84歳で祖母が83歳でした。

最近祖父の物忘れがひどいなくらいに思っていたのですが、年々ひどくなってしまい、孫の私のことを娘の名前(私の母)で呼ぶようになりました。最初は違うよと言っていたのですが、何回も間違えるので訂正しなくなりました。祖母のことはわかるようで、普通に名前で呼んでいました。

そしてますますひどくなり、外を徘徊するようになってしまいました。
気づいた時にはもう家にはおらず、いつの間にか家を出て行ってしまっていたのです。田舎に住んでいて、近所の方からの理解もあったので、祖父が家の前を歩いていたよと電話が入ったり、祖父をわざわざ家まで連れてきてくれる方までいました。

そして、夜に徘徊するようになってしまい、祖母も面倒みきれなくなり施設にお願いすることになりました。最初施設に入るとき、祖母は泣いていました。見ていた私も辛かったです。