まさか祖母が認知症!介護の実態

私の祖母が認知症になって、もう5年が過ぎました。最初は何もないところで転んだり、先ほどしていた作業を中断することが多くなる程度でしたが次第におかしいなと感じた母が病院に連れて行ったところ、脳梗塞と診断されました。

その日から長い入院生活が続いて投薬治療も始まりましたが、気がめいってしまいどんどん認知症が進みました。退院して実家に戻ってきた祖母は、私の名前はおろか祖父のことも忘れていました。断片的に思い出すことはあっても、今覚えているのは毎日必死に介護をしている母のことだけです。

あんなに元気で勝気だった祖母が「もう嫌だ、死にたい」と叫んだり目を離した隙に家の外へ出かけて、迷って保護されるようになるなんて思ってもみませんでした。

介護する側もどんどん辛くなって体力も限界になり、母が倒れた時はいけないこととはわかりつつも祖母を少し恨みました。しかし、たまにふと昔のことを思い出すのか私の名前を呼び「お菓子食べ、こっちおいで」と言ってくれる祖母を見ると毎日の介護も辛いばかりではないと感じられます。