不眠・昼夜の逆転から徘徊へ

認知症の中でも、不眠や昼夜が逆転してしまうパターンは、介護者が疲れきってしまう典型的なタイプです。

夜に眠れず日中に眠気を訴える方は、高齢になるにつれ多くみられるようになります。原因はさまざまですが、大きな要因として日中の運動不足はやはり大きいのではないでしょうか。

認知症が進行すると、意欲が減退したり拒否が強くなったりするので難しいケースもありますが、可能であれば 家事や庭仕事を手伝ってもらったり、お散歩にいったり、デイサービスを利用するなど、日中の活動を増やす工夫をしてみてはいかがでしょうか。

服用している薬によっては、悪夢を見たり突然目が覚めて眠れなくなるというケースもあります。心当たりがある時には、医師に薬の副作用について聞いてみるのもいいですね。
不眠に悩まされ、結果的に家族の負担が増えるのであれば、代用できる別の薬はないか聞いてみてもいいでしょう。

不眠により睡眠薬を服用される方も多くいらっしゃいますが、できれば日中の過ごし方を工夫して お薬に頼らない、自然な睡眠を促したいものですね。

具体的な対応としては、
寝る直前までテレビを見ないように気をつける、寝る前に入浴する、寝る前に軽食や温かい飲み物を摂る、軽い体操やマッサージなどをしてから寝る などが効果的です。