私は以前、介護職員として働いていました。利用者さんは100歳越えの方もいれば40代の方もいました。40代の方はアルツハイマーで、進行も早く、立つことすら出来ずすべてにおいて介助が必要でした。
アルツハイマーとは脳の大きさがどんどん小さくなってしまい、
「立つことができない」それは「立ち方がわからない」
「食べることができない」それは「口の開け方がわからない」
その為、筋肉がどんどん使われなくなり拘縮してしまい寝たきりになったり、流動食になってしまいます。寝たきりになってしまうと、褥瘡もできやすくなってしまいがちです。
少しでも進行を遅らせる為に私達は食事の前に顔のマッサージをして刺激をし、口が開けやすくなり食事を楽しんでもらえるようにお手伝いをしています。
自分の力で歩けることが続けれるようにリハビリの先生と相談しながら、拘縮しないように筋肉が衰えないように一緒にラジオ体操やストレッチ運動も行っています。