ケアマネの受験資格と資格取得への流れ

平成27年度の第18回ケアマネ試験からは、受験できる資格が22種の国家資格保持者のみと発表されましたが、厚生労働省から新しい発表がありました。

改正後はヘルパー2級保持者やその他福祉業務従事者がケアマネの受験資格がないということになりますが、改正への移行期間の経過措置として、3年間は改正前の受験資格でケアマネ受験ができるということです。

無資格の方やヘルパー2級の方、その他介護職に従事している方はラッキー♪この3年間は駆け込み受験となって、特に受験者が増えるかもしれませんね。

試験の解答免除の廃止は2015年度の試験から適用となりますのでお覚悟ください。

制度改正後の受験資格一覧

医師 看護師 薬剤師 歯科医師
保健師 助産師 准看護師 歯科衛生士
社会福祉士 介護福祉士 理学療法士 作業療法士
言語聴覚士 視能訓練士 技師装具士 あんまマッサージ指圧師
はり師 きゅう師 柔道整復師 栄養士
管理栄養士 精神保健福祉士    

ケアマネ受験資格には上記国家資格を保持し、通算して5年以上従事し業務日数900日以上が必要となります。

経過措置は3年間ですので、受験資格の変更が適用されるのは2018年の試験から。上記資格を持っていない方はこの3年が勝負ですね!

ケアマネ資格取得までの具体的な流れ

さて、ケアマネの試験は「介護支援専門員 実務研修受講試験」に合格しなければいけません。さらに筆記試験に合格したあとは実務研修を受ける必要があります。

用意しなければいけない複雑な書類がたくさんありますので、早め早めに準備をしておきましょうね。

ちなみに私は、介護福祉士を取るのが一年遅くなった理由に申し込みなど一連の準備が遅かった→結果間に合わなかった(泣)というアホらしいことをしました。

一緒に受験する予定だった友人たちはさっさと合格して介護福祉士として働いていましたので、なんていうか、うん、1年間 悲しかったです。

そういう結果にならないように皆さまにはぜひ、早め早めの準備を切に願います。

では、受験の準備を進めていきましょう!

 

lst_r05_50_50_01受験資格があるかどうか確認し、受験要項を取り寄せる(6月~8月 都道府県により異なります)

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lst_r05_50_50_02現在と過去に勤めていた事業所に実務経験見込み証明書を書いてもらう(~7月)

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lst_r05_50_50_03受験費用を支払い、領収書を添付して受験申し込みをする

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lst_r05_50_50_04介護支援専門員実務研修受験試験(筆記試験 10月)

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lst_r05_50_50_05合格発表(12月上旬)

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lst_r05_50_50_06介護支援専門員実務研修受講・課題の提出(1月頃)

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lst_r05_50_50_07研修終了後、名簿登録(~3月)

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lst_r05_50_50_08登録証明書が届く(~4月)

 

受験の前から準備することが多く、筆記試験に無事合格したあとも実務研修(約6日間35時間以上)を受講し、課題を提出するまでが試験内容となります。

試験内容も幅広く、何度も試験に落ちては再挑戦・・・という方も多く存在するケアマネ試験ですので早め早めの準備と勉強が必須です!