褥瘡の原因
褥瘡の要因には、慢性的な圧迫、湿潤、摩擦、栄養不良などがあり、個人差や発生部位などによっても違うが1日程度でも発生することがある。
褥瘡の予防
- 低栄養が褥瘡を引き起こす原因の一つでもあるので、高タンパク、高エネルギーの栄養に留意しながらバランスの良い食事を提供する
- 寝たきりで関節の拘縮がある場合や、骨などの出っ張った部分に圧力が集中し褥瘡が生じやすいので 2時間ごとの体位変換や体圧分散寝具などを活用する
好発部位は仙骨部、大転子部、坐骨結節である
褥瘡の適切な処置
- 褥瘡の悪化予防のためにも入浴により皮膚の清潔状態を保持するように努める
- 褥瘡ができた部位には、悪化させないため発赤した部分を避けてマッサージを行う