若年性認知症の発症ピークは50代と言われています。
それでは、初期にはどのような症状で現れてくるのでしょうか?
一概に「若年性認知症」と言っても、こちらの記事でご紹介したようにその原因となる病気は人によってさまざまです。
例えば若年性アルツハイマーであれば、新しい記憶が維持できない、同じ事を繰り返す、段取りを考えて行動できなくなる、意欲や積極性の低下などが初期症状として見られます。
→アルツハイマーの初期症状
また、脳卒中や脳梗塞などが原因で起こる脳血管性認知症であれば、感情失禁と呼ばれる感情の起伏が激しくなる症状が見られます。ちょっとしたことで怒ったり笑ったり泣いたりするようになる というのが初期症状に挙げられます。
レビー小体型認知症の初期症状は、幻視や妄想、異常行動などから始まることが多いと報告されています。 →レビー小体型 初期症状