若年性認知症とは、読んで字の如く若い人がかかる認知症の総称のことを指します。年齢は18歳から65歳未満で発症すると定義されており、症状は老人性の認知症と同じように物忘れや言語障害などがあります。

若年性認知症として発症することが認められているのは、老人性のものとほぼ変わりありません。アルツハイマー型認知症、前頭側頭型認知症(ピック病)、パーキンソン病、レビー小体病、脳血管性認知症、アルコール性認知症などです。

厚生労働省が発表した調査結果では、2009年3月の時点で若年性認知症を患う患者は全国で約3万8千人いるとされていますが、実際にはこの数字の3倍以上にも及ぶと言われています。

働き盛りの世代で発症するケースがほとんどなので、老人性認知症に比べると 介護する側には収入減による経済的な負担に加え、体力的な負担もかなり大きなものとなります。
明日の記憶 【DVD】
2006年に公開された「明日の記憶」で、渡辺謙が若年性アルツハイマー患者を演じたことで病気そのものの認知度は多少上がったものの、まだまだ社会的には認知度が低く周囲の理解が得られないことによる患者や家族のストレスは大きいままです。

国は、若年性認知症専門のコールセンターを設置し、自立支援ネットワークを作るなどの対策を整えつつあります。